エノエノもへじ

エノミサトの日々思ったことや好きなものをつらつらと。

過去を呼び起こしたらごめんなさい

こんにちは、お久しぶりです。

文章を書くのは好きなので、ブログ向いてるかも!と思い始めましたが既に更新が月一以下とは向いてないかもしれません。

書くといえば以前こんなツイートをしました。

 

要するに黒歴史を抹消した話です。ただサイト自体は真っ白に痕跡を残さず削除したのですが、中身の小説自体は今後何かのネタに使えるかもしれないとひらめいたためコピペしました。

そもそも数年前からケータイのメモで打っていたため、引き継ぎで残っていました。

それをつい先日読んだら、動悸や目眩が止まらなくなるかと思いきや

「この表現どういう意味?てか何かに影響されすぎてない??」という疑問の方が止まりませんでした。

15歳の語彙力を駆使したんでしょうが、言い得て微妙とでも言いたくなる外し方、そして爆速で本を読んでいた時期だったせいか、多分誰かの何かに影響を受けまくっている。

誰かの文体と何某かの口調がごちゃまぜになり、それがまた誰かの封印した黒歴史を掻き立てるような瘴気が漂っています。

 

例えば

 

時間は正確には分からないが、僕の頭の中で274秒数えたとき、いきなり踏み出した足が空を切った。 

 

とか

何なんだろうなー何に影響されたんだろ?これほど意味を持たない274秒が存在するでしょうか。

 

よくわかりませんがこれでもまだマシな方です。これを超えると私が恥ずかしいだけでなく、同じような経験をされた方の記憶を掘り起こす可能性があるのでやめましょう。

 

最後に、15歳の私が残したオリジナル小説の一節を紹介して終わりたいと思います。

 

 

 

俺は集団の中にうまくなじんだ。前と同じポジション。割と一人が好きで、マイペースだけどみんなの妨害はしない、味をつけた空気みたいな奴っていう、ね。

 

 

 

 

 

 

痛い、ね。

 

 

 

織姫と彦星は1年も待ててすごい

 

気づけば学生最後の夏がやってきました。

就活が終わったので来年からドッキドキの社会人です!こんな奴が社会でまともに働けるのでしょうか。社会もいい迷惑です。

 

 さて、今月からお絵かき再開します!待っててくださった方々、本当にありがとうございました!

Twitterでもちょっと呟いたのですが、就活はキツかったです。

時間はあるので絵や漫画のアイデアは思いつくのですが、それを形にする気力が枯れていました。

ただ全く描かないわけではなく、むしろ落書きは捗りました。ちょうどゲーム実況の幕末志士さんにハマったので、そのへんの絵を楽しくのんびり描いていました。

多分人生で一番、創作以外の絵を描いたと思います。

 

後は1日4時間動画を見ていました。

いわゆる現実逃避です。

 

 

一番寂しいのは、大阪から離れる可能性が高いことです。知り合いが1人もいないとこにお引越しかもしれません。

働いてからは、地元の友人とは年に1回会えるかどうかでしょう。地元で働いていても、お互い予定が会うのは少ないだろうに、これでは織姫と彦星並みに会えません。

文明の利器即ちSNSが発達した現代なら、Twitterで近況は分かるしLINEで連絡もとれます。だから「会ってないのに、最近会った気がする」現象が起きます。そうするとわざわざ会わなくなります。こうしてみんなどんどん大人になって、どんどん離れ離れになって、どんどん会えなくなるのでしょうか。

脳みそが万年思春期みたいです。

 

 

明日は、就活終わったと言ったら「今週なら水木遊べる」と即答してくれたM(前項既出)と、同じく高校3年間クラスが一緒だったSと遊びます。すぐに会ってくれるのが大変嬉しいところです。

 

このままみんな大人にならなければいいのになあと思うので、そういう漫画を描こうと思います。

 

 

 

ヒエログリフマスターへの道

突然ですが私にはMという友人がいます。

高校3年間クラスが一緒、大学も同じで、しょうもない話から人生とは如何にという話までします。

Mは笑いの申し子とでも言うのでしょうか。自転車をこげばマキシスカートがタイヤに巻き込まれ道端の人にハサミで切ってもらうという事故を平気で起こしてくる奴です。ちなみに彼女は大泉洋平泉成の区別がつきません。

 

そんなMとは誕生日が同じ12月で、毎年プレゼントを交換します。

去年はピーピング・ライフというシュールなアニメDVDを半年遅れでくれた彼女ですが、なんと今年はアクセサリーでした!猫ちゃんのネックレス。かわいい!

そして「ちっちゃくて寂しいから」という理由でもう1つプレゼントが入っていました。

 

それがこちら。

 

 

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ヒエログリフマスターセット

セット内容

ツタンカーメン風ボールペン

ヒエログリフ定規

・なんか古代っぽい栞

パピルス

 

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これはすごいですよ。

まずボールペンと定規でヒエログリフを書いてみました。ペンはすごく重くて数分持つと手が疲れます。ちなみに先っぽが太いので文字の細い部分はなぞれません。

 

なんといっても顔。

本当にイカしています。

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サンジくんと並んでも見劣りしません。

ツタンカーメン△ですね!

 

世界最古の紙と言われる紙パピルスはザラザラしていて面白い感触でした。触っているとパラパラと崩れて何かのカスが出ます。

手で広げようとすると何度やってもくるるるん!と丸まってしまいます。巻きっぱなしにしていた卒業証書の100倍は丸まります。それをMに言うと「ずっと丸めて家に置いてたから」らしいです。まあそうでしょうね。

それとこれらはイギリスに留学に行った際のお土産らしいです。Mが留学に行ったのは8月です。

机の肥やしの処理では?という疑問も浮かびましたが、もしMがこのお土産をくれなければ私はパピルスを触ることは一生なかったでしょう。イギリスの香りに浸ることもなかったでしょう。

 

ありがとうM。まずはこれで君に手紙を書くことにします。

 

 

一年の計は

元旦にあり!という諺の通り何か企てようと考えていたら既に1月2日の午前0時を過ぎようとしていました。エノミサトです。

しかも調べによると元旦の旦は朝という意味らしいです。何もかもタイムオーバーですね。

まあそれはさておき、あけましておめでとうございます!本年度もよろしくお願いします。

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サムネの賑やかしに年賀絵をはってみました。

今年の年賀絵ですが、やっと自分に合ったデジタル塗りを見つけられた気がします。今までアナログとデジタルでは色の塗り方が全く違い、自分の絵に統一感がなかったのですが、これなら比較的自分のアナログ塗りに近いのでは?!と少々心が躍っています。

今年はアナログでもデジタルでも「これはエノミサトの絵だね〜」と分かってもらえるような塗り方を確立したいですね。なんだか抱負っぽくまとまりました!やったー!

 

本当はアニメーションとか動画とかに手を出したいな〜というひっそりとした野望もあるのですが、スケジュール的に微妙な所です。就職が早く決まれば余裕もたくさんできるでしょうが、こればっかりは分かりません。漫画もアイディアばかりが溜まっていきます。しかしたまには息抜きで版権絵も描きたい。絵の練習だってしないと上達しない。

総じて欲張りすぎですね。二兎を追う者は一兎をも得ずという諺が耳に痛いです。

 

とりあえずまずは描けるものから描いていくスタンスで頑張ります!計画的に進めたがりなのに根が面倒くさがりの気分屋ですので、自分でも意味が分かりません。分からんながらもやるしかないのが現状ですね。

 

だらっとしてしまいました。やはり元旦に計を案じておくべきでした。

こんなエノミサトですが2017年もどうぞよろしくお願い致します!

 

 

ノスタル自販機ができるまで

どうもエノミサトです!

先日はどうやらクリスマスだったという噂を聞いたのですが本当でしょうか。もし本当ならその日は一日中バイトでした。サンタも号泣です。

 

さて、製作過程をのせるぞ〜と言いながらも一度も載せていないので、年を越す前に1つ紹介したいと思います!

前置きしますが本当にただの 過程 なので、「なんだこの汚ったない絵は!」と思ってもそっと心の奥底に沈めてください。

今年を振り返るとイラストよりも漫画の方に力を費やしていたので、今月描いた漫画『ノスタル自販機』が完成するまでの流れを紹介します。

 

1 ラフを考える

まずはふと思いついたまま宙ぶらりんだった「自販機に せつな〜い があったらおもろいかも」というアイデアを膨らまします。ラフはA4を2ページに割って描くことが多いです。大抵ぐちゃぐちゃ。

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描いてから変更したくなったセリフやアングルは横に訂正事項だけメモ。

と、ここでこれだけじゃ味気ないのではという不安が止まらなくなったので泣く泣く1枚ページを追加しました。

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これを一口飲んだ後の回想シーンとして間に挟むことに決定。この時点ではタイトルもまだ違いますね。正直増やしたせいで格段に面倒臭くなり完成が遅れました。

 

2 下書きを描く

ラフを元に下書き。資料をかき集め細部も描き込みます。手は大抵自分のを参考にしています。

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コマの順番はバラバラですが、パソコンで入れ替えるので特に問題なし!そのまま進みます。ここが楽しさのピーク。

 

3 ペン入れ

トレース台に下書きをのせ、新しい紙の上からなぞります。主線はタチカワ新ペン先schoolGのブラックです。

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今回はアナログ感を出したかったので、普段はデジタルトーン部分をコピックマルチライナーでゴリゴリしました。

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トーンの偉大さが身に沁みます。

 

4 仕上げ

こっからはパソコンです!スキャナーで取り込み修正やコマ割り、文字入れをします。ソフトはクリップスタジオです。目のしょぼしょぼタイム。

まずはコマの順番を正しく入れ替えて、それに合わせて枠線を作成。枠線もあえてがさついたアナログっぽいペン先を選びます。その後は塗り残したベタや修正です。マフラーの柄や缶の文字もここで描き足しました。

回想シーンのコマ外のカケアミもここで!飲んだらぼんやりと思い出しす感じをイメージ。

最後にセリフの言い回しを調整しつつ、吹き出しを作成。絵の邪魔にならない位置かつ読みやすい場所を、ラフを元に設定します。

 

そして…

完成!!

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Twitterでは読みやすいように縦長漫画を3枚に分割しました。元の縦長verはPixivで見られます。

【オリジナル】「ノスタル自販機」漫画/エノミサト [pixiv]

 

ラフから完成を比較するとこんな感じです。

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いかがだったでしょうか…大したハウツーもないので、がっかりでしたら申し訳ありません。毎回こんな感じでちみちみ仕上げております。

きみはほくろが多いの時は、ここにカラーを乗算レイヤーで載せていました。それが1番大変だったかもしれません。

 

いつになるか分かりませんが、今度はイラストの制作過程でものせてみたいと思います。お付き合い頂きありがとうございました!

 

2016年もあと少しですが、お餅の食べ過ぎには気をつけていきましょうね。

 

読書の秋が終われども読書の冬がやってくる

どうも!エノミサトです。

最近は寒いので、暖かいお布団の中でむにゃむにゃするのが至福の時間です。冬眠を許された生き物が羨ましくて仕方ありません。

時期も時期なので机を大掃除をしたのですが、これでもか!というほど昔の絵が出てきました。死にそうです。中2頃に描いた中2な漫画もたんまりあります。ただアイディアが面白いものもちょいちょい混ざっているので捨てがたく、そっとファイルに戻しました。機会があればお見せするかもしれません。多分見せません。

 

それはさておき、コメントでご質問を頂きました!それがこちら(一部引用しました)。

ミサトさん伊坂幸太郎さんの本の中でどれが1番好きですか??

この方は私のツイプロを読んでくださったのでしょう…ありがとうございます!

せっかくなんで今回は伊坂幸太郎さんの本に限らず、私のオススメの本を少し紹介したいと思います。最後に紹介した本のリンクを貼りますので、気になった方はぜひ飛んでみてくださいね。

 

まずは伊坂幸太郎さんの本では間違いなく陽気なギャングが地球を回すですね!登場人物の絵を想像で描くレベルで好きです。

その絵がこちら  エノミサト@ブログ始めました on Twitter: "陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎 http://t.co/LsGnpRIdI9"

伊坂さんの文章は「伊坂節」と言われる独特の、飄々とした言い回しがあるんですが(それが好きなんです)、その炸裂具合に心拍数があがります。キャラも非常に魅力的で読みやすく、伊坂作品が初めての方に特にオススメです!表紙からしても面白いのがすぐ分かっちゃいますね。

伊坂さん原作の映画ではよく斎藤和義さんの音楽とコラボしています。どっちも大好きな私はテンションだだ上がりです。

 

そしてオススメの本2冊目は森見登美彦さんのペンギン・ハイウェイです。この絵も描きに描きました。ハマると描きたくなるんですね。

その一部  エノミサト@ブログ始めました on Twitter: "森見登美彦さんのペンギンハイウェイ とてもオススメです! こんなかわいい小説なかなかないです http://t.co/uq2k1tCzo6"

森見さんといえ有頂天家族四畳半神話大系』など、映像化した有名な作品もたくさんあるんですが、個人的にはこれが1番お気に入りです。とにかくかわいい!高校の夏休みの生物の宿題で、「何の本でもいいから読書感想文を書け」というのがあったんですが、これで書きました。バカですね!なんでもいいとはいえ生物の本の方が良いに決まっています。それぐらい好きでした。

表紙はくまおり純さんという素敵なイラストレーターの方が描かれています。この方の大ファンなのもあり、より好き度が高まっているかもしれません。Twitterもやっておられます。フォローしたら暖かい気持ちになること間違いなしです。

 

最後になりますが、橋本紡さんの『流れ星が消えないうちに』もオススメです。じんわり染みる恋愛小説です。リアリティに溢れているのにロマンチックなところがたまりません。こんな雰囲気の漫画を描くのが理想です。

雰囲気といえば佐藤多佳子さんの小説にも憧れます!爽やかしょっぱいというか、青春しつつもそれだけで終わらないところに悶えます。絵を描かれる方は『黄色い目の魚』を読んでみてください。心がしょっぱくなる余り涙が出てしまうかもしれません。

 

まだまだ語りたいところですが、際限がないので控えます。えらそうに語っちゃってすみません。でもどれもほんとオススメですよ!

よく考えると大学に入ってから活字を読む量がめっきり減りました。レポートのためのおもんない文献や新聞しか読んでいません。読書の秋はとうに過ぎましたが、暖かい部屋で本を読む読書の冬も素敵かもしれませんね。

 

それではここらへんで失礼します。

 

 

リンク

陽気なギャングは三つ数えろ 伊坂幸太郎

ペンギン・ハイウェイ: 文庫: 森見登美彦 | KADOKAWA-角川書店・角川グループ

橋本紡 『流れ星が消えないうちに』 | 新潮社

佐藤多佳子 『黄色い目の魚』 | 新潮社

さらば安易なネーミング

こんにちは!

前回冒頭でエノエノもへじ記念日等とほざいていましたが、語呂の悪いこと悪いこと…サ○ダ記念日の手により抹殺されてもおかしくありません。多分私はネーミングセンスがないのでしょう。

そもそも今のペンネームも、ミサトの名で活動してしばらくたった頃、他のミサトさんと区別つかないし苗字つけるかあ→「どのミサト?」「絵のミサト」と語呂の良さで決めました。

恐ろしく安直な脳ミソです。

 

今思えば以前描いていた漫画 きみはほくろが多い で、小坂と葵さんというキャラを作ったら、それより前の4コマのキャラ 小中葵(コナカアオイ)に名前丸かぶりでした。

自分が作ったキャラの名前も覚えていないとは、やはりお粗末な脳ミソですね。

 

なんだこのネーミングセンスの無さは…いつから…?と中1頃に描いた絵を見ると、推理物で「証拠」と「刑事」の言葉を練り込んだ 小雨良 敬二(コウヨシ ケイジ)というキャラを作り出していたので、少なくともここ最近ではないようです。

記憶を辿るとこいつのライバルの名は「怪盗」と「探偵」を合成したカイトウ テイタ君だった気がします。

 

他にも昔の絵から続々と信じられない名前が掘り出されましたが、ちょっと精神上よろしくないので控えときましょう。

 

それでは最後に戒めとして、妹に自作教材(進研○ミのような)を押しつけるのが趣味だった小2頃のキャラを載せて終わりますね。

 

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ウボァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

これからはちゃんと考えて名前つけます。