ヒエログリフマスターへの道
突然ですが私にはMという友人がいます。
高校3年間クラスが一緒、大学も同じで、しょうもない話から人生とは如何にという話までします。
Mは笑いの申し子とでも言うのでしょうか。自転車をこげばマキシスカートがタイヤに巻き込まれ道端の人にハサミで切ってもらうという事故を平気で起こしてくる奴です。ちなみに彼女は大泉洋と平泉成の区別がつきません。
そんなMとは誕生日が同じ12月で、毎年プレゼントを交換します。
去年はピーピング・ライフというシュールなアニメDVDを半年遅れでくれた彼女ですが、なんと今年はアクセサリーでした!猫ちゃんのネックレス。かわいい!
そして「ちっちゃくて寂しいから」という理由でもう1つプレゼントが入っていました。
それがこちら。
ヒエログリフマスターセット
セット内容
・ツタンカーメン風ボールペン
・ヒエログリフ定規
・なんか古代っぽい栞
・パピルス
これはすごいですよ。
まずボールペンと定規でヒエログリフを書いてみました。ペンはすごく重くて数分持つと手が疲れます。ちなみに先っぽが太いので文字の細い部分はなぞれません。
なんといっても顔。
本当にイカしています。
サンジくんと並んでも見劣りしません。
ツタンカーメン△ですね!
世界最古の紙と言われる紙パピルスはザラザラしていて面白い感触でした。触っているとパラパラと崩れて何かのカスが出ます。
手で広げようとすると何度やってもくるるるん!と丸まってしまいます。巻きっぱなしにしていた卒業証書の100倍は丸まります。それをMに言うと「ずっと丸めて家に置いてたから」らしいです。まあそうでしょうね。
それとこれらはイギリスに留学に行った際のお土産らしいです。Mが留学に行ったのは8月です。
机の肥やしの処理では?という疑問も浮かびましたが、もしMがこのお土産をくれなければ私はパピルスを触ることは一生なかったでしょう。イギリスの香りに浸ることもなかったでしょう。
ありがとうM。まずはこれで君に手紙を書くことにします。